揺蕩う棺の中で
新劇場版を舞台にしたLAS小説です。
LAS成分薄めですがたぶんこの二人の関係をシンジから見ればこんな風になるんだろうなぁと。
新劇で語られなかった空白の14年を語るには考察することが煩雑ですが、その間のシンジの心境を描くのであればその必要はないでしょう。いつか二人が幸せになれる未来を願って、書きました。
注意した点はセリフ回しの自然さとか、流れとしての文章です。不自然な表現を減らしつつ、かといって簡単すぎない日本語は難しいです。
それ以外はもう思いのままに・・・。
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2021/6/7 21:45 友人の協力を得て誤植など修正しました。
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以下、追記です。
掲載させていただいた各所で、こちらの作品の続編を書いてほしいという声を少しいただいております。皆様に楽しんでいただけているようで幸いです。
しかしながら、私はこの物語の続き直系の続きを、書くことはできません。なぜなら、碇シンジを含めた多くの演者達が、新しい宇部の世界からどのように振る舞うのか、私には全く想像がつかないからです。仮に第3村に凱旋する話を考えたとしても、やはりその内容はチープになってしまうでしょう。
20年以上紡がれてきたエヴァという物語で常に中央に立ち、人間と見紛うほどのリアリティを発揮してきたシンジくんの精神描写をするにはまだ私の表現力、想像力は足りず、そしてその安っぽい表現で描く彼らの生き様に魅力は感じられないでしょう。
長々と書きましたが、もちろんエヴァという作品の二次小説は今後も執筆いたしますが、この物語に限って、直系の続編となり得る物語はおそらくかけません。
ご期待に添えず、申し訳なく思います。
もし、いつか私の納得できる、彼らのその後を描く作品をかけたときには、必ず投稿することをお約束します。
22,585文字38分